変な思い込みが、エスキスを難しくさせることがあります。
駐輪スペースについて、
参考書では1台あたり600×1800と寸法の説明があるかと思います。
あくまで目安ですので幅が500でも良いです
纏めて配置が難しい場合、縦列でもバラバラに配置しても減点は低いと思います。
纏めて配置しないといけないと、
思い込まないように注意してください。
私は試験中に、自転車の台数を読み間違えて、
エスキス後半で駐輪場の収まりに悩み、暫くフリーズしてしまいました。
結果、複数点々と縦列等で配置してしまいましたが、きっと減点は低かったのでしょう。
重要なことは、駐輪場の乗降スペースの確保と、
玄関までのアプローチ計画だと思います。
乗降スペースについては1500程度が望ましいです。
アプローチ計画についてですが、
駐輪場を道路境界線付近に配置した場合、
敷地外に出てからからのアプローチは望ましくないと言われています。
しかし、本試験時にプランニングが決まらず、
手が止まるくらいなら減点覚悟で計画しても良いと思います。
減点の度合いは、建物のミスに比べて大きくないと思います。
減点の大小について意識するだけで
優先順位を考えてプランニングができるので、
エスキスもスムーズにいくのではと思います

住宅エクステリアの100ポイント―計画・設計・施工・メンテナンス