作図能力と聞いて何を思い浮かべますか。
作図スピード
線質
レタリングの綺麗さ
緻密な図面
でしょうか。
作図スピードについては、どんなに作図が速い方でも2時間半はかかると思います。
線を描く速さや平行定規の効率化をする事も大切ですが、1番大切なのは不要なものは記入しないことだと思います。
参考書に記載されている作図箇所は果たして全て本当に必要なのか、、自己責任で取捨選択して優先順位を考える事も大切だと思います。
作図内容を簡素化し、手順の型を身につけて十分にチェックできる状態に仕上げておくことが大切です。
線質については、使用するシャーペンと芯は早い段階で選定をしておきましょう。メーカーによって同じ0.5Bでも濃淡さがだいぶ異なります。試験元が採点する際は、コピーをした図面で行うので、なるべく濃い方が良いと思います。
レタリングについては、平行定規を文字下端ラインに合わせて書く事で綺麗にみえます。
図面密度については、減点方式の試験の為、不必要に緻密な図面にするよりかは、スッキリとした見やすい図面の方が採点官の印象も良いのではと考えます。
上手な方が緻密に描くと採点官の印象もよくなるかも知れませんが、私のような凡人が描くと下手さが際立ちます。
下記の写真は試しに緻密?に描いてみました。
フローリングの目地とか均等に描かないと下手にみえますね

緻密なんて二の次でありまして、チェックを何度もしましょう。自己満の図面で不合格になるのは悲しいですよ。
自分の力量を考えながら、作図しましょう。

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